こんにちは。 きつつっきーです。
手術で怖いのは失敗や医療ミス。
今回は、医療ミスとまでは行きませんが、いくつかアクシデントがあったのでご報告したいと思います。
(1)タトゥーの取り残し
手術後の検診で、タトゥーの一部が切除し切れず残っていたことがわかりました。
私自身は、検診で指摘されるまで気づいていませんでした。
ですから検診で指摘されたときは、そんなこともあるのか!とびっくりでした。
取り切れないこともあるんですね。
私のタトゥーは大きいため2回に分けて手術をすることになっていました。
今回取り残しがあったのは1回目の手術だったので、2回目の手術で取ってくれることになりました。
だけど1回しか手術しない人だったら困っちゃうね。
病院側のミスですから、まともなクリニックなら費用は請求されないでしょう。
注意ポイント
実は後日談があります。
私は4回手術を受けたのですが、最後の手術でも取り残しがありました。
レーザーなら無料でやるけど、再手術なら麻酔代は出してほしいと言われました。
ちなみに麻酔代は数万円かかります。
迷っているうちにコロナ禍になってしまい、何も対処せず放置している状態です。
コロナが落ち着いたらレーザーを打ってもらおうかな~と思っています。
(2)糸の飛び出し
糸って、外側と内側に縫うの知っていましたか?
いろいろな方法があるのだと思いますが、私のときはそうでした。
抜糸のときは、外側の糸だけ取ります。
内側の糸はずっと体の中。
その内側の糸が外側に出てきてしまっていたので、それも次の手術で取ってもらうことになりました。
色が透明なので見た目ではわかりにくいですが、触ったときにチクチクするので気がつきました。
でも糸がこんなに固くてトゲトゲするとは思わなかったですね。
触った感じはテグス?サボテン?
残念ながら飛び出した糸は透明なので写真に撮れませんでした。
トゲトゲ具合がわかるように、参考まで外側の糸の写真を載せておきます。
外側なので黒い糸で縫っています。
※写真は飛び出してきた糸ではありません。でもトゲトゲ具合は同じ感じです。
何箇所も糸が出ていたのですが、特別珍しいことではないみたいです。
皮を伸ばして縫っているので皮が薄くなっていることに加え、体が異物を外に出そうとするから起こるそう。
(3)麻酔が効いてない!
私は全部で4回手術を受けたのですが、最後の手術のときのことです。
手術中の心配事といえばトイレと体勢。
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手術とトイレ事情
局所麻酔は飲食制限がないけれど、手術中にトイレに行きたくなったら大変です。
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でも、 このときの手術に限ってトイレは全く行きたくならなかったし、体勢もそんなに気になりませんでした。
なぜって?
麻酔が効かなくてそれどころじゃなかったからです。
とはいっても、激痛で叫ぶとか、思わず体を動かしてしまって手術に支障を与えるとか、そんな大げさなものではないですよ。
例えて言うなら、手の甲を、爪の跡がつくくらいの力でひっかいた程度の痛みです。
痛みを感じたのは2回。
1回目は麻酔直後にメスを入れられたとき。
まあ、これは予想の範囲内でした。
麻酔が効くまでには多少時間がかかるので、単にまだ効いてなかったってことです。
「先生、ちょっと痛いです。」
と伝えたら、
「ああそう。ちょっと待とうか。」
程度の話でした。
2回目に感じたのは、手術の途中。
1回目に比べると痛みは弱くて、違和感のようなものでした。
痛いってほどでもないから、別にこのままでもいいかなぁ・・・と、迷いました。
迷った末「なんか痛い気がします」と伝えてみたら、すぐに麻酔を追加してくれました。
ちなみに麻酔を追加するときの注射は全く痛くなかったです。
ポイント
違和感があったら、迷わないで伝えよう。
(4)タトゥー除去手術の失敗や医療ミスって何?
さて、ここまで、私が経験したアクシデント3つをお伝えしました。
(1)タトゥーの取り残し
(2)糸の飛び出し
(3)麻酔が効かなかった
これらは失敗や医療ミスだったのでしょうか?
私はそう感じていませんが、特に”タトゥーの取り残し”に関しては
「医療ミスじゃん!」
と思う人もいると思います。
法律など難しいことはさておき、同じことをされても患者によって「失敗された!」と思う人と思わない人がいます。
よく言われるのは、コミュニケーションの問題ですね。
そして信頼関係。
当たり前なんですが、信頼できそうなクリニックや先生を探して、気になることは躊躇せずに聞いておくこと。
そうすることによって、結果に対する受け止め方が変わります。
例えば、傷痕が「目立つ」とか「目立たない」は主観です。
その認識を具体的に擦り合わせるのが大事。
言うのは簡単ですが、実際はなかなか難しいですよね。
私の場合、早く消すことが一番の目的だったので、もともと傷痕について過度な期待はしていませんでした。
そもそも、ミスを恐れても、患者側に出来ることなんて限られています。
万が一ミスがあっても、誠実な対応をしてくれるかどうかが大切です。
ポイント
コミュニケーションは大切。