就職で今すぐ消したい!子供とプールに行きたいから消したい!
理由はさまざまだと思いますが、時間に余裕があるなら手術を受ける時期を考えてみましょう。
目次
おすすめの時期
(1)暑くない季節
まず、術後は患部を濡らすことが厳禁です。
基本的にはシャワーも浴びられないので、夏は避けた方が無難でしょう。
髪だけ洗うとか陰部だけ洗うとか、患部を濡らさないで乗り切る方法はあるかも知れませんが大変ですよね。
それに、ただでさえテープや包帯で痒くなるのに(体質によりますが)夏だったら尚更。
それから、夏は薄着なので包帯が隠しにくいというデメリットもあります。私の場合は術後4日目に包帯が外れ、仕事復帰したときには防水テープだけでしたが、部位によってはそれでも目立っちゃうかも知れません。
あとは、厚着の方が、患部が守られるというのも一つあります。
外出するときに私が一番不安だったのは、人とぶつかることでした。通勤時や夕方のスーパーなどはドキドキでした。そんなとき、例えばTシャツ一枚しか着ていないのと、ダウンコートを着ているとでは、どうでしょう?人とぶつかったときの衝撃はかなり違うと思いませんか?
ただし注意してほしいのは、ジャケットを羽織らなければならないとか、会社に制服があるなど、着るものに制約がある場合です。患部が腕だと細身の服が着づらいので、夏服の方が楽ということも考えられます。ご自分の状況に照らし合わせて、よく考えてみてください。
(2)子供がいないか、大きくなってから
手術後は、傷口を何かにぶつけたり、傷口に負担がかかったりするようなことはできません。
子供が小さいうちはボディタッチが避けられないので、手術を受けるのは難しいでしょう。「触らないでね」と言えば理解できる年齢だとしても、不意に抱きついてくる、通りすがりにぶつかるなど、思わぬアクシデントが起きないとも限りません。
ですから手術を受けるなら、子供がいないか、ある程度大きくなってからがおすすめです
ただ、子供とプールや温泉を楽しめるのも、子供が小さいうちです。そして、子供ができて初めて、タトゥーを消したいと思うようになる人が多いのも事実です。
そうなると、
・子供が小さくても、もし数日間預かってくれる人がいるなら、手術してしまう。
・レーザーも検討する。(レーザーなら子供に触られても大丈夫ということではないと思いますが)
という選択肢もあると思います。
ちなみにうちの場合は、息子が中学生になってから手術をしましたが、包帯の交換もテープの貼り直しも息子がやってくれました。中学生にもなれば、やろうと思えば大概のことは一人でできますからね。夫より頼りになります(笑)。
それと女性の場合、妊娠中はレーザーも手術もクリニックから断られることが多いようなので、頭に入れておくといいですね。
(3)長期間仕事や学校が休めるとき
これは当然といえば当然ですね。中には次の日から仕事に出るツワモノもいるようですが、数日は休みたいところです。
学生の場合はある程度融通がきくと思いますが、サークルや部活、バイトは休んだ方がいいでしょう。家に何日かひきこもっているのがベストだと思います。
一般的に社会人が長期間休めるのは、年末年始やGWなどが考えられます。ただし、クリニックの予約も早く埋まるので、注意が必要です。
では、実際のところ何日休めばいいのか?これは、人それぞれ状況が違うので、一概には言えない難問です。私の場合、手術当日を合わせて6日間休みましたが、無理をすれば術後3日目でも行けそうな感じでした。ちなみに事務職です。
仕事復帰のタイミングを検討するときは、仕事内容はもちろんですが、職場までの移動手段や服装も重要になってきます。
考えるポイント
・職種(患部に負担はかからないか?)
・移動手段(運転するのか?通勤ラッシュの電車に乗るのか?)
・仕事着(制服があるなら着るのに支障がないか?)
(4)飲み会や出かける機会が少ない時期
術後1週間程度はアルコールを控えるように言われます。お風呂と同様に体を温めるのが良くないようで、腫れや内出血を促進してしまうそうです。ですから、飲み会シーズンに手術をするのはやめた方がいいでしょう。
その他にも、普段しないような外出はなるべく避けたほうが無難です。落ち着くまではひっそりと職場と家の往復で日々を過ごしましょう。
ちなみに喫煙も傷の治りに影響を与えるため、2週間くらいはおすすめしないそうです。2週間控えられるなら、やめられそうですけどね。
(5)迷っているなら、できるうちに早めに!
現在(1)~(4)をクリアしていて、手術を受けようと思えば受けられる方!迷っているなら受けてしまいましょう。「そのうちに・・・」「もう少し考えてから・・・」などと悩んでいるうちに、状況は変わっていきます。
私も息子が幼稚園の頃は専業主婦だったので、「タトゥーは消したいけど、息子が小学生になって落ち着いたら考えよう」などと思っていました。しかし実際に小学校に入学すると、働くつもりがなかったにも関わらず、知り合いの紹介で条件の合うパートが見つかり、とんとん拍子に決まってしまいました。
さらに、パートのおかげで金銭的に少し余裕が出たこともあり、趣味で運動を始めてしまい、大会にも出場するようになりました。タトゥーを消すとなると練習できない期間ができてしまうため、「消したいけど、まあ、いいか」という状況が何年も続いてしまいました。
このように、状況は日々変わっていくものです。今消せるなら、今消してしまうことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
タトゥーをそのうち消したいと思っている人も、今すぐ消さなきゃいけない人も、参考にしていただければと思います。